とっさの片頭痛対処法|ズキッと痛む謎の解明

頭の片側のみが痛む頭痛

女の人

日記による頭痛の把握

慢性的な頭痛を抱えている人は全国で約3,000万人以上いるといわれています。その内の840万人が片頭痛に悩まされています。片頭痛は一度始まると数時間から3日程続きます。頭の片側のみに発生し、ズキズキと脈打つように痛み吐き気を伴ったり、普段は何でもない光や音、匂いに対して敏感になることもあります。発生頻度は月に1〜2回、多い時には週に1〜2回繰り返して起こり日常生活に支障が出る人もいます。片頭痛の発作が起きた時は暗く静かな場所で横になり安静を保ちます。横になれない時はなるべく楽な体勢でゆっくり休みましょう。片頭痛は脳の血管が拡張し炎症を起こすことで痛みが生じます。ですから、冷たいタオルや冷却シートなどで患部を冷やし拡張した血管を収縮させることで痛みを軽減することができます。また、緑茶や紅茶、コーヒーなどを飲むと痛みが和らぐことがあります。これは緑茶や紅茶に含まれるカフェインに血管収縮作用があるためだといわれています。入浴や飲酒は血管がさらに拡張し症状を悪化させるので控えましょう。

発作が起きた時の対処法

片頭痛の対策にはまず、自分の頭痛の傾向を知ることが大切です。そのために「頭痛日記」を付けてみましょう。頭痛日記とは、頭痛の起こった日時や痛みの内容(脈打つ、締め付けられるなど)頭痛が続いた時間、吐き気や光、音、匂いに対する感じ方、薬を服用したかどうかなどを記載したものです。それに加えて飲酒や禁煙、睡眠時間、天気、月経期間など日常の細かな情報も記録しておきます。頭痛日記を付けることで自分の頭痛についてきちんと把握できるようになり、場合によっては誘発因子を除去することも可能となります。また記憶だけでは曖昧になりがちな症状や発作が起こった時の状況などを医師にしっかり伝えられるようになり、よりスムーズに的確な治療を受けることができます。片頭痛は自然に症状が治まるのを待てないほど辛い発作が起こることもあります。市販の鎮痛剤を使用し痛みを緩和する方法もありますが、常用すると症状の悪化を招くことがあります。症状が酷い時は早めに病院へ行き、片頭痛の発作に有効なトリプタン製剤などを処方してもらいましょう。症状に対する薬の効果は服用するタイミングで変わってきます。ですから、発作に備えてあらかじめ薬を用意しておくことで適切なタイミングで服用することができます。タイミングが分からない場合は、いつ偏頭痛が起きてもすぐに病院に行けるよう、自宅や職場の近くに内科があるか調べておくと良いでしょう。